2001年 大学で商いを学び始める。(東京都多摩市)
2001年4月より、
島根の片田舎から上京し、
東京都多摩市に引っ越しました。
多摩大学経営情報学部に入学することになります。
この記事では、
学内で出逢った先生方にスポットを当てて、書きたいと思います。
当時の多摩大学は創立 12 年ほどの、
新しく無名の大学でした。
しかしながら、
教授陣がえげつないほど豪華な面々でした。
ピータードラッカーの本を、
日本で初めて広めた、
創業学⻑の野田一夫先生、
オックスフォード大学出身で、
英語教育の改革者グレゴリークラーク先生(弐代目学⻑)、
ソニー社外取締役 経済再生 諮問会議メンバー
中谷巌先生(参代目学⻑)、
経営思想家の田坂広志先生、
テレビでおなじみの経営コンサルタント
野田稔先生
アメリカ五大会計事務所のひとつでシゴトを経験した、
超苦労人の秋山純一先生
同じくアメリカ帰りの会計士
小見山満先生(日本公認会計士協会 副会⻑歴任)
日本能率協会出身のコ ンサルタント
北矢行男先生、
マーケティング分野では、気鋭の研究家
豊田裕貴先生、などなど。
ここでは紹介しきれないほどのメンバーがいらっしゃいました。
唸るほど為になる授業という名のライブが、
ほぼ毎日続いている、という感じでした。
実学を重んじる多摩大学の教授陣は、
研究室上がりの教授でない方、
つまり実社会でシゴトを請け負う方々を、
積極的に採用するという新しいスタイルの大学でした。
さきほどご紹介した先生方は、
皆それぞれ、事務所を運営していたり、
フリーランスの仕事と並行して、
大学で教壇を取るスタンスを取っていたのです。
卒業してもう 15 年以上経ちますけれど、
今思えばそんな大学はとっても珍しいですね。
「事業創造に特化した小さな塾」
といったニュアンスがしっくりきます。
先生方も非常に熱心で、
商売を志す者にとって、
魅力的なコンテンツを、
実例を交えながら提供してくださいました。
ちなみに多摩大学の創業や
コンセプ トに関する詳しいお話は、
Youtube で
野田一夫先生の、
インタビュー動画がアップされています。
よろしければそちらをご覧下さい。
2005年の3月に、
大学を無事卒業することになりました。
でもやっぱりこの先生方に囲まれると、
ちょっとおかしくなるというか笑
起業したくなるに決まっているじゃないですか笑
何も出来ませんけど笑
屋台やろうなどと、
一見ふざけたことを皆に宣言しながら、
卒業式を迎えることになります。
なんでそんなこと言ったって、
それはめちゃめちゃ学んで、
諸々絞られたから。
必ずや小規模事業を創業するって、
この時期にココロに誓ったんだと思います。
ご一読頂き有り難う御座いました!
次回は、
2005年 飛び込みの営業マンとして、働く日々。(東京都豊島区)
です!